【日記】 9月25日
9月25日
祖父が亡くなった。
95歳。
天寿と親戚は言っていた。
でも、もっと長く生きていて欲しかった。

死去の報は、奇しくも母方の祖父の23回忌に届いた。
間際には立ち会うことができなかった。
顔も覚えていない母方の祖父と、
思い出深い祖父。
現実感の無い中、
二度と会うことが出来ないと分かったのは
祖父の家で遺影を見たときだった。

遺影の祖父は、思い出のままのほがらかな笑顔だった。
テレビの横のソファ。
新聞紙に、お茶。
夜には日本酒
祖父を思い出すとき、いつもある風景。
そのままの笑顔だった。


日記に書いてみたのは、自分の気持ちを整理したかったから。
祖父の死に顔を見ても、遺影を見ても、
親戚の涙、すすり声を聞いても
涙は流れなかった。
祖父のことが大好きだったはずなのに
他の親戚よりも多くもらえるお年玉。
中学、高校入学、大学卒業、入社
必ずお祝いしてくれた。
誕生日も毎年覚えていてくれた。
悲しいと感じているはずなのに。
寂しいと感じているはずなのに。
泣くことができないのが、無性に腹立たしかった。

今、この日記を書いてみても涙は出なかった。
それでも、祖父が死んだ事を悲しいと感じていることはわかったような気がする。
つらく、寂しいと感じている。

それでも涙が出ないのは、きっと心の中で
祖父が笑ってくれているからだと思う。
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